アメリカ留学体験談:語学留学

OPEN MIND

プロフィール: りんごさん、27歳女性、アメリカ東海岸(ペンシルベニア州)に一年間語学留学

 

私は大学生の時、アメリカに1年間語学留学をしました。

 

元々、英語を勉強することには興味がなく成績も良い方ではありませんでしたが、洋画をみたり洋楽を聞いたりすることは好きでした。たまたま、大学で交換留学生の募集をしていたのを友達が見つけて一緒にTOEFLとTOEICの試験を受けてみることにしました。

 

結果が良かったとのことで大学側から推薦と学費免除が出るという話でしたので、せっかくだし行ってみたら?と家族の勧めもあって留学してみることにしました。動機もきっかけも単純ですし、当時はそこまで真剣に留学や将来のことについて考えていなかったので、旅行気分でした。

 

現地の大学に1年間交換留学生として通い、主に英語が第1言語ではない人のクラスを取っていましたが、色んな国の人がいて面白かったのと、それぞれ目標を持って勉強しに来ていることに刺激を受けました。英語の勉強法としては取りあえず話してみることを実践していました。間違った文法でもいいから話そうとすることが大事だと思います。分からない単語は辞書で引いてから、なるべく早く使うことで身に付きますし覚えも早かったように思います。

 

文章やレポートの時と普段の話し言葉が若干違う所が理解するまで時間がかかりましたし、聞き取りは出来ても会話のスピードが遅かったように思います。同じ大学からの留学生の子たちといる時は日本語を使いましたが、大人数で日本の大学から留学する場合はなるべく群れないようにしたほうが良いかもしれません。特にアジア人はすぐに群れて行動するというイメージがあるようですので、友人を作りたい・英語が上達したいのであればなるべく母国語には触れないようにするのがおススメです。

 

授業は毎回の宿題と週末は必ずエッセイを書かないといけなかったのが大変でした。最初は本の感想文程度でしたが徐々に難易度が上がり、最終的に政治問題の自分の意見やディベートでの議論など高度なものになっていきました。専門用語や相手に伝えることが何より難しかったですが、自分の意見を簡潔に分かり易く伝えようと意識した点は日本語でも同じだと思います。

 

留学終了後も勉強は続けました。英語を生かした仕事には就きませんでしたが、趣味の範囲で勉強を続けていた時にアメリカ人の主人と出会い国際結婚をしました。目的をもって留学をすることで違う国で言葉だけでなく文化や環境で生活することは、いくつになっても刺激的ですし必ず自分にとってプラスになると考えます。

 

私自身も何事にも物怖じしなくなりましたし、外国人だからと言って先入観を持つことがなくなり色んなことが以前より受け入れやすくなりました。

 

常に相手に心を開いて、理解するように努めることは学生時代だけでなく社会に出てからも必要なスキルであると考えますので、海外留学はぜひおススメです。

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