アメリカ留学体験談:大学

アメリカ留学は英語力だけでなく自分も変えることができる!

プロフィール: YGさん、33歳女性、フロリダ州タンパの短大と大学に2007年から5年間留学

 

私がアメリカへ留学を決めたのは、勉強をしていた英語のスキルアップを目指してです。大学か専門への進学も考えていたので、それならばアメリカで英語を学びながら、と思い、留学を決意しました。

 

文法は語学の土台ということで、日本では文法を徹底的に勉強しました。正直、日本ではよほどの環境が無い限り、スピーキングとリスニングの勉強はできません。この二つは、現地にて学校のクラスメートやホームステイ先の家族と沢山話して上達させました。文法がある程度できていたので、相手にゆっくり話してもらい、聞き取りさえしっかりできれば、何とかこちらの意思も伝えることが出来ました。スピーキング、リスニングに関しては、アメリカにきてネイティブと話すことでかなり上達しましたし、日本では学べなかった表現力も身につきました。

 

アメリカの生活は、最初は孤独でした。友達もいなければ、意思疎通も下手でしたので。しかし、友達を作るのは簡単です。こちらから進んで話しかけたりすれば、いくらでも友達ができます。幸運にも、現代はインターネットが普及していますので、友達になってFacebookなどのアカウントを交換してしまえば、オンライン上でも話はできますし、うまく繋がっていられます。今でも、沢山のアメリカ人と交流を持っています。

 

アメリカの学校では、英語力が大学進学には乏しいレベルだったので、最初はESLという英語力をしっかり身につけるクラスに入りました。そこでは文法やライティング、リスニングなどアメリカの大学で必要になる知識を沢山詰め込まれます。授業が英語で進められるのはもちろん、テストや課題も沢山あるので、英語力は短期間でぐっと上がりました。ESLが終了し、普通の授業にネイティブと混ざって受講するようになると、今まで聞いたことのない単語がずらりと出てきます。それはもう根性で覚えるしかありませんでした。

 

しかし、こちらの良い点は、チューターが沢山いたり、教授とのコンタクトが非常にとりやすいこと。全ての方がどんなささいな質問にもウェルカムだったので、質問をするために頻繁にメールしたり、個別で教授の部屋に聞きに行った事も多々ありました。正直、そのようなすばらしい機会がなかったら、卒業できなかったかもそれません。アメリカでは3校の学校に通いましたが、どの学校のチューターや教授も同じ感じでした。本当にこれはありがたかったです。

 

卒業後はインターンシップを通してこちらで働きました。その後帰国する予定でしたが、現地の方を結婚し、そのままアメリカに住んでいます。今でもその仕事を続けています。留学をしなかったらここまで英語力も伸びなかったし、その好きな英語を生かしての仕事にも就けなかったと思います。留学にはお金も時間も必要ですが、何よりも、勇気とやる気が必要です。沢山の留学生と出会ってきましたが、その勇気とやる気がある人は必ず成功しています。留学後に、日本で良い仕事に就く日本人もいます。

 

最後に、留学を経験したことにより、自分の価値観や視野がとても広くなったことに気が付きました。アメリカは人種のるつぼだけあり、世界中の人がいます。その人たちと知り合い、交流することによって、英語力だけでなく自分の世界を変えることも可能です。ぜひ、留学を考えているのであれば、後悔する前に実行してみてください。

 

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