アメリカ留学体験談:語学留学

アメリカの留学生活を楽しむために

プロフィール: ケニーさん、36歳男性、カリフォルニア州ロサンゼルスに語学留学

 

大学の時に春休みの2ヶ月でカリフォルニアのロサンゼルスに語学留学しました。当時、浪人時代に知り合った友人がアメリカの大学に留学しており、アメリカの生活が楽しいので遊びに来たらどうかと提案をもらったのがきっかけでした。大学に入学してから洋画を沢山観るようになり、アメリカの生活にあこがれを持っていたこともあったのと、渡航費を含め小旅行などをしても50万円程度あれば2ヶ月過ごしておつりがくるとの話だったのでバイトをして行くことにしました。

 

学校選びの条件は、友人宅の近くで日本人が在籍しており、ホームステイも手配していて滞在人授業料を含めて予算内であること、そして事務手続きで日本語が通じる学校をネットで探して選びました。

 

学校のクラスは6段階に分かれており、第1〜2は英語に馴染みがないレベルで入門、3〜4が中学一年〜二年までの文法、5〜6がリスニング強化、スピーキング強化で文法は中学3年レベルといった具合でした。入学初日に編入のクラスを決めるテストを受けたのですが、文法は受験英語を勉強したため第6レベルの結果でしたが、リスニングは全くで第2クラスレベルだったので第2からスタートしました。

 

先生の話している内容はすっかり理解できる優しい言葉だったので2週間もすればある程度聞き取れるようになり、授業内容のレベルは物足りなかったのですぐに第4クラスに移りました。一ヶ月経つ頃には第5クラスを受けて英語で話しかけることに抵抗もなくなっていました。平日は学校に通い、週末の土日は毎週友人や学校で知り合った人の家に行ってパーティーをしたり、ラスベガスやグランドキャニオンの旅行に行ったりして過ごしました。

 

2ヶ月程度の語学留学では聴いたり話したりするレベルも限界があったのですが、英語以上に得られた経験は異文化の価値観に触れるという点でした。それは今までの固定観念などの枠を超えたところにあり、街を散歩したり、スーパーで買い物したり、ラスベガスでスロットをやったり、グランドキャニオンを眺めたり、日常生活のささいなことから非日常までの一つ一つに日本とのギャップが発見できました。その発見はとても新鮮で、違いに気づいて触れるだけでも刺激がありました。この経験は現地に行って生活した人にしか味わえないものだと思います。

 

大学を卒業して外資系ホテルに就職し、縁があってロサンゼルスの同じ系列のホテルに転籍し約2年働くことになりましたが、大学の時の語学留学の経験の賜物であったことは間違いありません。

 

これから留学を検討している方へ、一つ心得があるとすれば、前向きに吸収しよう、自分の常識が通用しない時は前向きに受け入れようと心に決めて行くことだと思います。日本ではないので楽しい経験だけではないかもしれませんが、前向きであればあまりストレスには感じないと思います。そして前向きに楽しむためのコツはできるだけ自分で稼いだお金で行くことだと思います。苦労した分、得られる喜びも倍増するのではと思います。

 

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